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自分の深く底に流れとどまるもの。


遠くにあっても、それは大切なものなのだけど、


記憶の水の底に、静かに流れながら、隠すように、見えないように。


それでも、うらはらにとどまるものであって。



きっと変わらない何かがあるべきなのだろうと、


そう思えるまでに夜の時間はは暗く、長く、深く、遠く。


不思議なものたちが、決められたように側にある限り、


思いもつかない、いつかその瞬間が訪れる事があることを


今はまだ信じる事はできない悲しさ。



水の底に流れ落ちたものは、形が変わろうとも何も変わらないまま、


自分には関係のないもののように、変わらずそこにずっとあることを、


頭で、肌で、心で、それを感じれるまで、


あとどれくらいの時間がかかるのだろう。



過去も未来も、今さえも通り越した、穏やかで優しい時は、


その時を、自分の深い奥底のどこかできっと待っている。


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ひとりごと。 | コメント(2) | トラックバック(0)2006/09/01(金)00:56

コメント

自分の中で不変であり、とどまり変わらぬもの。
きっとあると思います。
それは水底にあって深いところにあるけれど
光り輝いている。
それは自分の分身、自分自身の心。
自分のこめた思い、希望。
そうであったらいいなと思いました。

2006/09/01(金)13:16| URL | ajisai #o3A/KPYM [ 編集]

そこへ導くもの。

変わらない何かを形作る為に
過去も今も未来もあるのだろうと。
底に残るものたちはきっと自分の何かに
なるのではないか。
そんな風に思います。
コメント、ありがとうございます。
そう感じていただけて。

2006/09/02(土)23:39| URL | rie。>ajisaiさん。 #- [ 編集]

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