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空に近い言葉と、気持ちの良い『よい時』。


今日、久しぶりに美容院に行きました。


髪を切ると、気持ちまで軽くなった気がするから不思議です。


店を出るともう夕方で、とぽとぽと家へと歩きながら空を見上げていると、


ひとつの詩の始まりが口から出ました。




<夕ぐれの時はよい時、


かぎりなくやさしいひと時。>




「夕ぐれの時はよい時」。堀口大學さんの詩。


残念ながら夕焼けも星もは出ていなかったけれど、


うーん、と背伸びをしてしまったほど


気持ちの良い帰り道。さわさわと風が吹いて、


少し短くなった髪に気持ちいい。


おいしいビールが飲みたいな。


そんなことを思いながら。


家に帰って、早速詩集を手にとりました。





夕ぐれの時はよい時、


かぎりなくやさしいひと時。


それは季節にかかわらぬ、


冬になれば暖炉のかたわら、


夏になれば大樹の木かげ、


それはいつも神秘に満ち、


それはいつも人の心を誘う、


それは人の心が、


ときに、しばしば、


静寂を愛することを、


知っているものの様に、


小声にささやき、小声にかたる・・・・





この後もつづきがある長い詩ですが、私はこの詩が大好きです。


江国香織さんが、堀口大學さんの詩のことを、


『空に近い場所で生まれる言葉。』と書かれていたけれど、本当にそう思う。


薄むらさきがかった、夕焼けと夜の間の空のように。


朝早い、もやのかかった夜明けのように。


澄み渡った青空のように。



堀内大學の言葉のきれいな優しさは、


この詩のままに『よい時』を運んできてくれる。


心がふわぁっとなる瞬間を教えてくれます。


 幸福のパン種―堀口大学詩集 / 堀口 大学


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本。 | コメント(2) | トラックバック(0)2006/07/02(日)00:16

コメント

空と海と

髪を切ると、周囲の空気まで一変したように思われます。
昨日とはちがう自分が生まれたようで、明日へと向かう自分が息づいているようで。
夕暮れどきの光景が目に浮かぶようです。

ところで、リンクをはらせていただいてもよろしいでしょうか。
空から海へとトップ画像が変わったbananafishより。

2006/07/05(水)21:17| URL | bananafish #- [ 編集]

こちらこそです。

リンク、勝手に張らせていただいていました。
すみません・・。
こちらこそよろしくお願いします。

髪を切って、パーマを何年かぶりにあてました。
なんだかほんと、新しい自分になったような気がしました。
とても気持ちの良い夕方で。

bananafishさんのブログ、いつも楽しく読ませてもらっています。こちらのブログはあまりに不定期ですが、どうぞよろしくお願いします。

2006/07/05(水)22:36| URL | rie #- [ 編集]

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