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蛍。

家の近くの川に、蛍がきた。


いつもならもう少し遅いのに、今年は早い。


その光に集まっている人たちから、次々に差し出される指。


ささやくように聴こえるやさしい声。



蛍の光は、弱いようで強い。


あんなちいさな身体に何を持っているのだろう?


あの光の先にあるものは何を照らしてるのだろう?



あの光を見るたびに、不思議な気持ちになる。


川沿いの橋の手すりに、沢山の人が集まる。


みんなが蛍の光に目を奪われる。


その光を手に捕まえた人は、


はにかみながら、周りの人にその手をそっと膨らましながら差し出す。


みんなでひとつになるようにその光を見つめる。



すぅぅ、と息を潜めながら。


闇に目を慣らしながら。


深い夜の黒い先に。



あのささやかな命の、それでいて、強い光に。



夏はすぐそこへ。


それを教えてくれるもの。


いつまでもずっと。



そう思えずにはいられないものの、


その形。



その先にあるものを。


変わらないでいてほしいものを。



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ひとりごと。 | コメント(2) | トラックバック(0)2007/05/30(水)00:10

日常じゃないところへ。

実は、本を読まない日々が続いていた。


鞄に入れた本のカバーがどんどん破けていく(乱暴な性格だから・笑)。


忙しかった、ともいえるけれど、今まででもそれはそうだったから、それは原因では全然ない。



原因はわかってる。



いまさらながら、「i-pod nano」というものを買ったから(笑)。



驚くほど、あの信じられないくらいの本漬けの毎日が一遍した。


今度は寝ても覚めても、音が欲しくなってしまった。


本漬けから音漬けへ。大して代わり映えはしてないのだけれど。



その時の自分にぴったりの曲が聴けるというのは、とても気持ちのよいことで、


まわりに迷惑をかけないように、ひそやかに愉しんでいます。



よく晴れた春の朝は、エラおばさんとルイおじさん、アートテイタムの声が心地いい。


雨に濡れた夜の電車は、マリガンの太い音が静かな空気を運んでくれる。


恋した気持ちのような軽やかな時も、涙がこぼれそうに切ない時も、


ビル・エヴァンスはいつだってやさしい。



本が遠くにつれってくれることは前にも書いたと思う。


それは一段浮かんだところからそこを見ているような感じ。


音楽は、特にイヤフォンからくる音は、自分だけがその中に深く沈み込む感覚。


どちらもとてもいい、と思う。ふぅ、っと息をしたくなるような。


日常からかけ離れたがってる訳ではないんだけれど(笑)。


その心持はとても幸せにしてくれます。



 エラ・アンド・ルイ / エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルド 他


ジ・アート・テイタム・トリオ / アート・テイタム・トリオ


Sunday At The Village Vanguard / Bill Evans Trio


 


音楽。 | コメント(2) | トラックバック(0)2007/05/04(金)21:26

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rie。

Author:rie。
本と絵本と、
空を見ることが好きです。

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